モデル3のチューンドカー

ガソリン車のチューニングで重要なのはエンジンだと思いますが、この20年くらいはエンジンも電子制御が進み、今やECUのコンピューターチューンがなければチューンドカーも成立しません。その意味では、もはや電気自動車も大差ないのかもしれませんが、それでもEVのチューンドカーはほぼソフトウェア、実績は少ないし、技術的に難しいし、市場的な魅力も小さいのかもしれません。

車検のためにテスラサービスセンター東京ベイに行ってきました。テスラは過剰なサービスがありません。営業担当が車検の案内をくれるわけでもなく、手取り足取りガイドをしてくれるわけでもないのですが、センターディスプレイには車検が近い旨が表示されるし、申込はスマートフォンのアプリからサービスセンターと空き時間を選択するだけ。陸送による引き取り&納車をお願いすることもできますが有料だし、希望すれば代車も用意してくれますが、明確に意思を伝える必要があります。賛否両論あると思いますが、この方針を保ち、広告宣伝費を使わず、グローバル価格で販売するテスラを私は熱烈支持します。本当にサービスが必要な人は、別途そういうパッケージを(もちろん妥当なコストで)別会社が提供するのがいいんじゃないかな。

まあ、車検については、また追々別の記事を書きたいと思いますが、2台のクルマのうち1台がなくてもそれほど困らないし、乗り慣れないクルマを持って帰って気を遣うのも面倒。幸いにして東雲のサービスセンターは東雲駅からすぐの場所なので、公共交通機関を使えばいいんじゃない?ということで、持ち込みで車検に行きました。

そこに置いてあったのが、このModel 3 Unplugged Performance!!

テスラモデル3 Unplugged Performance

1ヶ月くらい前に、筑波サーキット走やら、東京オートサロンやらで話題になっていたやつです。マット色のガンメタは想像以上にカッコイイ。これ全塗装?それともラッピング?このくらいの仕上がりになるなら、ラッピングも気になるなぁ。フルラッピングしたら100万円前後かかるとか。DIYならだいぶ安くできそうですが。

チューンドカーまで行かずとも、モデルXではアフターマーケットのさまざまなオプションパーツなども非常に少なく、そこは寂しい思いをしてきたわけですが、モデル3なら台数も多く、市場が広がる可能性も高いですね。

テスラ時価総額ついにフォルクスワーゲンを上回る

世界の自動車メーカーの2019年の年間販売台数が公表されました。それとあわせて、上位ランキングからはほど遠いはずのテスラの株価も大変なことに!

最新のデータで見比べてみましょう。

自動車メーカー 時価総額 2019年の販売台数 備考
トヨタ自動車21.9兆円1074万台
テスラ12.6兆円37万台
フォルクスワーゲン 9.9兆円1097万台
GM5.2兆円???万台2019年販売台数は未発表
ホンダ 5.0兆円536万台数字は2019年生産台数
ルノー・日産・三菱4.2兆円1016万台※ 時価総額は3社の合計

テスラの28倍ほどのクルマを生産して販売しているルノー・日産・三菱グループと比べると、時価総額は3倍。販売する自動車1台あたりの企業価値を考えると、80倍を超えています。このままどこまで行くのでしょうか。

テスラモデルXの価格推移

2015年に予約して2016年に発注し、2017年に納車になったテスラモデルX 60Dも、気がつけば車検を迎えようとしています。4年後の買取保証があるので、あと1年かな、と思っています。そのまま乗り続ける?乗り換え?EVの選択肢もかなり増える中、いろいろ考える1年になりそうです。

今年の夏頃にはモデルYもリリースされるそうですが、日本でのリリースがいつになるか流動的だし、タイミング的にはちょっと厳しい。サイズ的には厳しいかと思っていたモデルXも、意外にサイズで困ったことはほとんどないし、あまりモデルYにする理由もありません。モデルXの代替わりも含めて考えるのかな?と思って、あらためてモデルXの価格を確認してみました。

モデル出力(kW)0-100km/h車体価格 2016.9車体価格 2017.5車体価格 2020.1
60D2456.208,950,000
75D2456.209,990,00010,780,000
90D3115.0011,510,00012,100,000
P90D5683.1013,810,000
100D3115.0012,840,000
P100D5683.1016,112,00018,450,000
ロングレンジ4134.6011,100,000
パフォーマンス5852.9013,480,000

現在のロングレンジ/パフォーマンスの2モデル構成は、以前の100D/P100Dと同じなので、ひとつにまとめても良いのですが、ソフトウェア更新で出力や0-100km/h加速の値も変わっている(当時の100D/P100Dも変わっている)ことや、価格体系も大幅に変更になっていることもあり、行を分けてみました。当初の90Dの価格で現在のロングレンジが買え、当初のP90Dの価格で現在のパフォーマンスが買えるようになったと考えて良いでしょう。P100Dを追うと、ものすごく値下がりしたように見えますが、むしろ、90kWhと100kWhが併売されていた期間の100kWシリーズはプレミアム価格だったと考えた方が自然ですね。

細かいところでは、当初は白が2色あり、標準のソリッドホワイトに対するプレミアム価格のパールホワイトマルチコートだったのですが、現在は、なぜかパールホワイトマルチコートが標準価格で、他の色はすべてプレミアムになりました。黒やグレー系もまとめられ、今はモデルS/モデルX/モデル3すべてが5色構成のようです。ちょっと寂しい印象もありますね。

テスラの驚異的な成長と時価総額

モデルX

すっかり更新をサボってしまい、気がつけば1年以上過ぎてしまいました。

快適なEVライフは続いていますが、そんな間にテスラはリーズナブルな価格とサイズのモデル3を発売し、BMWもEVの新モデルを続々と予告しています。我が家の2台も車検が近づいてきました。次のEVライフはどうしよう?などという気にもなります。

ところで、今回はEVユーザーとしてではないのですが、最近、テスラの株価がすごいことになっています。
2020年1月20日現在の世界の自動車メーカーの時価総額を計算してみました。

自動車メーカー 時価総額 2018年の販売台数 備考
トヨタ自動車21.9兆円1060万台
フォルクスワーゲン11.1兆円1083万台
テスラ10.4兆円25万台※ 2019年は34万台
ホンダ5.4兆円532万台
GM5.3兆円838万台
ルノー・日産・三菱4.7兆円1076万台※ 時価総額は3社の合計
フォード4.1兆円598万台

すべての自動車メーカーの中で、世界第3位になっています!1000万台以上を売るフォルクスワーゲンに肉薄する金額です。

いくらテスラが驚異的に伸びているとはいえ、世界中に生産拠点や販売店を持ち、テスラの30倍から40倍も販売するメーカーと同等の評価を得ているというのは、本当にすごいことです。